ネットワーク外部性(メトカーフの法則)

  経済学


名称

ネットワーク外部性 ( Network externally )
ネットワーク効果、メトカーフの法則とも

概要

経済学の用語

 ネットワークの特性をもつ製品・サービスにおいて、利用者数が増加することで、その製品・サービス自体の効用が高まること。

 日本で利用者の多いチャットアプリ LINEもネットワーク外部性が働いた例である。仮にLINEの利用者が1人であれば、誰ともチャットや通話することができず無価値である。ここに、1人加入し利用者が2人となると相互にチャットや通話でき、LINE自体のサービスは何も変わっていないにも関わらず、価値が増加する。さらに1人増えることで、3人が互いに連絡することができ、さらに価値が増加する。このように利用者が増加することで利用者の効用が高まる効果をネットワーク外部性という。さらに利用者が増加すると周りの人々がこのLINEを利用している人が多数派となり、「利用しないと不便である」となる。この状況になると、バンドワゴン効果をもたらすことがある。

 また次の例としてBlu-ray規格について紹介する。DVDの次世代規格をめぐって、ソニー社がBlu-ray規格、PanasonicがHD-DVD規格を開発し、2社が争った。次世代DVD規格は次世代DVD本体だけではなく、メディアを録画・再生するレコーダー、映画などの映像ソフトウェア、そして利用者数がその効用に大きく影響を与える。序盤、Panasonicが優位であった勝負は、アメリカの映像会社グループがSONY側に立ったことから一気にSONY優位となり、Blu-rayがスタンダードを獲得した。

根拠

  Michael L. Katz、Carl Shapiro、Joseph Farrell、Garth Saloner

 電話を利用する人が増えれば増えるほど、電話の利用価値が高まる。

 


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